わたしたちは、地域のなかで連携、協力しながら、利用者の意思・意欲・個性を尊重し、
利用者ひとりひとりが自分らしく安心して暮らしていけるよう、
又、社会を支える市民のひとりとして生きることができる支援を目指します。
基本理念に基づき、利用者が活き活きと明るく、規律をもって楽しい生活ができるように、
充実した施設サービスに努めると共に、利用者を尊重し、
利用者にあった個別支援計画や地域交流、社会参加により、
自立した生活や就労を目指したケア・指導・訓練の支援を行います。
❶ | わたしたちは、全てのひとびとの基本的人権を擁護し、利用者ひとりひとりをかけがえのない大切な存在として尊重します。 |
❷ | わたしたちは、利用者の自己決定を最大限尊重し、ひとりひとりに合った社会参加を目指し、常にサービスを利用する側の立場に立ち、その人らしい生活を営むことができるように努めます。 |
❸ | わたしたちは、福祉の専門職として価値・理論・実践をもって、地域社会や社会の様々な活動に参加し、「誰もが住みやすい社会」への変革と福祉の向上に貢献します。 |
精神障がいのある方、知的障がいのある方、また、身体障がいのある方が自立し社会復帰を行うにあたり、直面する出来事がいくつもあります。
家庭の事情で一緒に住むことが出来ない、また精神科病院にて病気の治療を行っていたため退院後住む場所がないなどがその一つです。一人で生活をすることや就労をすることができないといったこともあります。
現に私が医療機関でソーシャルワーカーをしていた時も、保証人がいないなどのためにアパートの大家さんに断られてしまい、一人暮らしが出来ないといったことも沢山見てきました。就職の面接同行時もすぐに断られたり、不採用になることも多々ありました。
精神障がいのある方、知的障がいのある方が抱えていらっしゃる「生きづらさ」を、なんとか今よりも効果的に支援することができないものかと長きに渡り考えてきました。“悩むより先ず行動!”それが自身のモットーでありましたので、“衣食住”プラス“働”を含めた「生活支援」を自分自身がサポートシステムとなり、チャレンジしてみようと一念発起しました。会社設立に向け様々な方に相談し、そして応援をいただき、自分達の理念に基づく会社を立ち上げることが出来ました。
「生活の場を提供し、就労やそのための訓練を行う場所や機会を提供する!そして何よりもじっくり話を聞く居場所を作る!」その想いだけで今日に至っております。
精神障がいや知的障がい・身体障がいがある方にとって、本当の意味での「自立」のために当法人の施設は運営されています。
SWと書いて"ソウ"と読みます。
これは単純にエス・ダブリューと読むよりもこちらの方が読みやすいからこう呼ぶことにいたしました。
さて、この意味ですが、SWとはソーシャルワーカー(Social Worker)の頭文字をとりました。わたくしや社員のほとんどがソーシャルワーカー(精神保健福祉士、社会福祉士)であり、このソーシャルワーカーの職務として、「生活する上で困っている人々や、生活に不安を抱えている人々、社会的に疎外されている人々に対して、総合的かつ包括的な援助を提供する専門職の総称であり、それらの背景にある、社会や生活環境等を改善する専門職の総称である。また、社会的に支援を必要とする人々とその環境に働きかけを行うとともに必要な社会福祉のサービスを開発・運営する役割を持つ。」とされています。
また、ライフ(Life)には生活や人生といった意味があります。ソーシャルワーカーであろうと、他の専門職であろうと、われわれスタッフ全員は、この「ソーシャルワーク的な視点を持ち、利用者様の生活(就労のお手伝いや自立に向けてのお手伝い)に関わらせていただき、人生を一緒に歩んでいきたい。」という想いからこの社名を名付けることにいたしました。
スタッフも利用者様も応援してくださる方々も含めて、みんなで一緒に歩んでいきましょう!これがSWライフの目指す夢であり希望です。
末長くよろしくお願いいたします。