サマンの木では、主に大分市とその周辺地域にお住まいの精神障がい・知的障がい・身体障がいがあり、「働くこと」「学ぶこと」「楽しむこと」を希望される方に対して、自立に向けた知識・能力の向上を目指した支援を行います。
　さて「自立」とはいったいなんだろう？辞書で引く「自立」、各個々が考える「自立」はそれぞれだと思いますが、私たちは以下のように考えます。
　『自立とは、人間的な成長や夢・目標の達成といった自己実現、あるいは生活の質の向上を目指すものであり、他に依存しないことを意味するのではなく、むしろ積極的に他者からの支援を獲得する行為を含むこと』であると。
　その考えをもとに、スタッフが一丸となり常に目指していくものは「働きたい」「自立したい」という気持ちさえあれば、それが具現化出来うる計画を共に考え、共に実行することです。長い時間がかかっても、途中で一休みすることがあっても、諦めずに利用者様と“一緒に”やっていくことです。
　利用者様各個々様々な「自立」を職員が専門的なスキルと、生活視点・ストレングス視点を持ちながら支援していくことこそが、私たち法人の存在意義であると考えております。
　私たちは、利用者様の生活や人生そのものに関わらせていただきながら、ともに考え、ともに悩み、ともに喜び、そして、ともに成長することを日々願いながら支援を行い続けていきます。

代表理事　首藤　和彦

　利用者様が就労を通じて自立した日常生活や社会生活を営むことができるようになることはもとより、何でも相談できて、安心して集える｢居場所｣になればと思っています。
　”今日一日ココで過ごして良かった”と思っていただける支援を日々目指していきます。